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10月18日 春川マラソン3ダウンヒル直後の後遺症で、緊張した太ももは固まり、心拍数はかなり上がっていた。
なんというか、疲れではなく、緊張のようなそんな固まり方だった。
その間もいくつかのアタックはかかっていたが、メインパックの中でスケートに乗るだけの事をしながら、ドラフティングしているうちに、呼吸も足も元に戻ってきた。
攣った足も一時的なもので安心した。
出国前にも書いたが、今回の遠征の照準は全州のハーフマラソンだった。
なぜなら、フルマラソンの練習をしていない。今年の夏はハーフマラソンで勝つ為のメニューをこなしていたので、春川は「エンガディン並に面白いコースがある」というタイガーの誘いに、釣られただけだった。
しかし、全州ではスタート時間に遅れ、第一集団に追いつくものの結果惨敗‥
春川でなんとか結果を出す気持ちはあったが、正直自信はなかった。
自信が無いからこそ、できるだけの策を廻らせていた。
ハーフしか滑れない。そんな時は、42kmをハーフマラソンにしてしまえばいいのだ。
つまり、最初の21kmでほとんど体力を使わずに滑れば、残りの21kmは全力でも戦える。
相手のアタックをうまい具合に潰し、うまくパックの力を利用し体力を温存。
さらに、12,5km過ぎでアタックがかなり少なくなった。見通しが良い直線ばかりになり、ブレイクアウェイが決まりにくいからだ。
女子選手は男子選手より数分先にスタートしていて、ブレイクアウェイが決まっていた1位の選手を既に追い越していたのだが、この頃、再び追いつかれる。
そして、パックで滑るペースが彼女とほとんど変わらない。(もちろん、男女ともに別の種目の集団にドラフティングは禁止)
時折、誰かがアタックを仕掛け、スピードが上がりその女子選手を離すが、再び追いつかれて追い抜かれる程ペースダウンする。
もちろん一人で滑っていれば、まぁ、それなりのペースなのだが、パックのスピードにしては、かなりのスローペースに感じる。
攣った足をほぐすにも、寒かった気候で体を温めるにも、最適なスローペース。
自分にとってウォーミングアップになったのだと思う。
事件その1 ツバ事件
スローペースで滑走中、前の選手が痰が絡まったのか、滑走中ツバを吐いた
その、ツバが俺の口の中に入ってきた
すぐにうがいして、俺の水は半分に減ってしまった
10月17日 帰国しました春川 42kmスタート直後は登り坂で、大して早いペースに感じなかったが、20人程度の人数に絞られた。
登りの間は、STSチームの選手を中心とした、アタック合戦が始まる。
登りの後は下りなので、ここでブレイクアウェイが決まれば、その後逃げ切る可能性もあるからだ。
しかし、Solveinチームやその他の選手たちは、STSの選手を逃がさず、頂上付近でペースが止まった。
すると、一度遅れた集団が追いつき、目測で4,50人になったと思う。
そして、ダウンヒル…
4km以上のきつい下り坂。一人のダウンヒルと違い、集団のダウンヒルはハイスピードになり、足が震える。
後ろの選手は前の選手に掴まり、ほとんど足を動かさなくてもどんどん加速していく。
あっという間に4kmの下りは終わり、集団は再び20人強になった。
残った20人に遅い選手は誰もいなかった。
このようなダウンヒルを味わったのは、人生3度目。
スイスのエンガディン。秋田の由利町。そして、今回だった。
由利町の時は、危険を考慮し選手同士で話しあいペースを緩めたが、エンガディンの時は世界トップクラスのダウンヒルに我慢できず脱落…
今回は、エンガディンよりは無茶をする選手がいないので、第一集団を保つことができたが、非常にスリルがあるコースだった。
そして、ダウンヒル直後、裏太ももが攣っているのに気づいた。
足を動かしていなかったが、ハイスピードで足が固まってしまったようだ。
この時点で、距離は6,7km程度。(最初の橋の前)
再びSTSの選手を中心としたアタックが始まった。
韓国 春川 42km フルマラソン朝、5:30に起床。
前の日は、いろいろあって12:00近くに就寝。ソウルからの移動もちょっとトラブルがあり、疲れが残る朝だった。
気候は曇り。非常に寒く、吐く息も白かった。
前の日に買い込んでいたバナナを食べ、7時半くらいにMotelをスケートで出発。
メイン会場はスケートで5分程度の、スタジアムだった。
スタジアムはすでに多くの人で賑わっていて、ウォームアップを始めている。
寒かったので、一緒にウォームアップを始め、タイガーに連れられ、ゴールスプリントのポイントを確認した。
3,4年前のブーム時には、どこの大会でも数千人集まったが、最近ではスケーターたちが選ぶようになったとか。
それでも春川は3000人のエントリーがあり、韓国でもIWICなどのワールドカップ級を除けば、トップクラスのエントリーだそうだ。
そして、全州に比べても、レベルの高い選手が集まるとの事。
その理由はコースにあった。
ソウルから約100kmの遠すぎない立地条件。
コースはスイス、エンガディンを彷彿させる、ダウンヒルとヒルクライム。
42kmを数キロに区切り周回するコースではなく、一周できるところが魅力だった。
しかし、問題もある。
山中の交通規制は片側一車線のみ。つまり、レース中は隣の車線に対向車が走ってくる。
下手なアタックはかけられない。
8:50にスタート。
女子が先にスタートし、5分ほど後で男子がスタートした。
つづく
全州インラインフェスティバル 4 短縮編長文を読むのがめんどくさい人はこちら‥
レースのあらすじ。
ホテルにお迎えが来ない‥そして、スタート時間に遅れて、スタートする羽目に。
全力で滑り続けていたら、約半分の折り返し付近でトップ集団に追いつく。
その後、この足ではスプリントのチャンスが全く無いと感じたので、連発ブレイクアウェイ。
いいところまではいくんだけど、結局潰され、最終的にはヘロヘロ20位くらい?
反省‥
これからソウルに戻ります。
また、ホテルに日本語が書けるパソコンがあればいいんですが‥ 全州インラインフェスティバル 3しばらくすると、けん制を嫌がる選手のアタック合戦が始まった。
ペースが再び上がるが、後ろにつく分には問題ないペースだ。
そして、15km過ぎたあたりか、周りの様子を伺いながら一気に仕掛けた。状況は向かい風‥一人で仕掛けるにはあまり良くは無い。
しかし、軽い下り坂もあり大きく集団を離すことができた。
仕掛けてから2km程度でタイガーともう一人の選手が私に追いつき、3人でローテーションをしながらさらに集団を離そうとしたが、もう一人のスケーターがペースを上げない‥
すぐに交代をしたが、落ちたスピードを再び上げた時には集団に吸収されていた。
第一集団に追いつくまでに体力の大半をつかい、さらに仕掛けてしまったので、体力がほとんど残っていなかったが、周りの顔を見ると結構疲れた様子である。
そこで、さらに逃げを仕掛けた。
残念ながら、数百メートルで追いつかれてしまう。しかし、それでも繰り返しアタック。
スタートに遅れてしまい、さらにスプリントが苦手な私は、大負けか大勝しか道は残ってない。
体力が続く限り、ブレイクアウェイを繰り返した。
そうこうしているうちに、ゴールスプリント。
残念ながら、私のブレイクアウェイは集団の下の選手をふるいにかけただけで、約20名の第一集団のほぼ最後尾でゴールする事になった‥
仕掛けず集団に留まり続けても、この悪い状況では良くてトップ10程度だろう。
とにかく、スタート時間に遅れてしまったのが致命的だった。
海外の大会では、しばしばありえる事態だ。
流れに任せて、すぐに自分で行動しなかったのが命取りになった。
運営の問題はともかくとして、多くの経験を積み、ベテランと言われる世代の選手がやってはいけないミスだったと思う。
大丈夫かな?と不安に思ったときには行動に移さなければならない。(大丈夫かな?の状況を作らないのが一番だが‥)
反省したい。
全州インラインフェスティバル 21km 2スタート直後は多くの人がいるので、それを書き分けながらダッシュの連続‥
スタートラインから1km弱で、既に4,5集団に別れているがその時は先頭がどこにいるかは伺い知れなかった。
必死なダッシュの連続だったので、しっかりと記憶していないが3km程度進んだところである程度速いスケーターをキャッチした。
彼をパスした時に、後ろについてきたので7:3程度の割合でローテーションをしながら進む‥
全力の3kmで最初のペースはだいぶ落ちてきたところだったので、ちょっとした休憩になった。
そして、さらにその前に集団が見える。第一集団だ。
ローテーションをしていたが、僕のペースが上がり彼は離れてしまった。
そして、6,7km程度でその集団に追いついたのだが、第一集団では無かった‥10人程度の集団で、第一集団を追いかけている。
第一集団は、さらに500m弱先にいる‥
しかし、第二集団も遅くは無い。どうして第一から離れてしまったのか不思議なくらいのスピードは持っていた。
おそらく、第二集団の選手はペースは速く走れるが、一瞬で対応できるスピードを持っていないのだろう。
第二集団についた後は、先頭に出ることがなく、流れに身を任せる‥
わざわざ先頭に行かなくても、先頭集団に追いつけるようなペースで走っていた。
そして、11kmの折り返しで、第一集団のスピードが落ちた隙に追いつくことができた。
第二集団が追いついた後は、けん制が始まった。ここまで露骨なけん制も珍しいくらいゆっくりになる。
おそらく序盤、第一集団の選手たちは何度も仕掛けたのだろう。
普段は、けん制はあまり好きではないが、このときは有難かった。
集団に追いつく為に、ほとんど体力を使い果たしてしまったからだ。
しかし、絶好のコンディションでもスプリントが苦手なのに、この状況で少し体力が戻っても、勝てない。
全州インラインフェスティバル1朝、6時40分起床。7時過ぎに中国チームの韓国人マネージャーから電話があり、朝食をとった。
行動は中国チームと一緒で、迎えの車を待った。
しかし、いくら待っても迎えは来なくて、8時10分過ぎにタクシーで出発。
会場についたのは20分を過ぎていた。
8時半から始まるとは聞いていたが、開会式かなにかかと思っていたが、到着してビックリ‥
8:30分に21kmのスタート‥昨年はもう少し遅い時間だったと記憶している。
急いで用意をして、スタートラインを目指したが、私が号砲を聞いたのは、メイン会場のゲートの後ろ‥
既に第一グループははるか先に行ってしまった‥
つづく
10月4日 ハンガンでの練習全州インラインフェスティバル初日 トラック などなど今日は、結論から言うとダメでした。
昨年、2着に入った3000mが無くなり、500mと1000mのみの大会でした。
両方に出場し、500m予選落ち。1000mは最後流して2位で予選通過したものの、決勝では作戦を失敗し、5位くらい。。
目測を完全に誤りました。
1年ぶりのバンクトラック、その前も1年ぶりでしたが、久しぶりなんでなかなかうまくいきません。。
変な疲れが残ってます。
苦手な種目だったとはいえ、予選落ちとか、5位とかはあまり気分がいいもんではありませんね
明日まで残らなければいいのですが、、とにかく、明日は21kmのロード!がんばります。
10月3日 パスカル ブリアンが泊まった由緒正しい宿パスカル ブリアン…フランスの選手で世界選手権をはじめ、数々のタイトルを獲ったスーパーチャンピオン。
現在はオリンピックに向けアイススケートにも挑戦し、伝説を作り続けている。
タイガーに連れられ、宿探しをしているとパスカルが泊まった宿が近くにあるとの事。
過去、彼がプロデュースする製品の打ち合わせの為、しばしば訪韓していたそうな…
その時、彼が泊まっていた黄金に輝く宿がこれだ!!
オリンピックパークから徒歩5分。まるで鶯谷にでも迷い込んだような地帯である…
DVD,パソコン完備!休憩30000w(3000円相当)
そして特徴はキンキラキンのバスルーム。
私もパスカル黄金風呂のご利益にあやかろうと、フロントを訪ねたが、泊まりのチェックインは夜10:30からだよ…と言われ、断念。
向かいの、一泊5万ウォンのモーテルにチェックインをしたのであった。
注釈:アジア圏ではこのような、日本で言うラブホテルでも、一人でも宿泊できます。
もちろんカップルも泊まりますが、家族連れやビジネス用途での利用も一般的です。
昨日も、ソウルのオリンピックパーク周辺でイベントが行われていた為、家族連れや観光客が宿泊していました。
大抵のホテルで、パソコン完備、豪華なお風呂、冷蔵庫使い放題。
韓国や台湾で宿泊するなら、下手なホテルよりもいいですよ♪
全州に到着!ソウルからバスで4時間弱、全州に到着しました。
今朝もハンガンで20km弱の練習をしてきました。ハンガンのサイクリングロードは、朝も夜も自転車、ランニング、そしてインラインがたくさんいます。
そういえば、犬の散歩の人があんまりいないかな?
最後の2kmくらいで、ハンガンのマラソン大会と重なってしまいました。仕方ないので迂回…じゃなくて、そのまま気にせずコースを滑って行ったのが、韓国らしいところでもあります
このマラソン大会も、分、数千人規模だったと思います。
話によると、韓国各地でマラソン大会がしょっちゅう開かれているそうです。
インラインマラソンは、一時期より減ってしまったそうですが、それでも月に2回くらいやってますねー。
ピークの頃は毎週だったそうです。 10月2日 ソウル初日、二日目到着した夜は、タイガーの家にお世話になりました。
最新モデルがたくさんウィールがあります。
午前は、ホテルというかオリンピック競技上近くのモーテルにチェックインして、Schankelのオフィスへ。
来期の新製品などを見てきました。
写真はまだ非公開です
豪勢なランチをご馳走になっちゃいました。
韓国でも老舗の冷麺屋さんで、プルコギ、ユッケ、冷麺を食べました♪
その後、オリンピック競技上近くに戻り、練習です。
ハンガンという川のサイクリングロードを20km弱でしょうか?滑ってきました。
モーテルからハンガンにいくまでは、シティランです。
ハンガンでは、行きはペース走。向かい風の中を交代しながら滑り、帰りはインターバルトレーニング。
韓国のマラソン大会で数々の優勝を納めている選手なので、速い速い
スプリントをすると、歩数でなくストライドが長く、一蹴りでガンガン伸びていきます。
後ろについていて、イタリアのオリンピックチャンピオンのIPPOを思い出しました。
昼ごはんのプルコギが出てきそうになりましたよ
夜も彼らの仲間と練習してきます
無事到着!無事に到着。Tigerのおうちにお邪魔してます
明日はTigerと練習です。
あさって全州に入り、4日がトラックの大会、5日がメインのハーフマラソンです。
空港からのバスで車酔いをしてしまいました
10月1日 カスタムブーツと通常のブーツの違い4通常のブーツとカスタムの主な違いです。
人それぞれの顔が違うように、足の形も人それぞれ異なります。
足の指が長い人。指の付け根が出っ張っている人、くるぶしが大きい人、アキレス腱が細い人、、などなど、カスタムブーツは、人それぞれの足型を忠実にブーツにすることができます。
通常のブーツを成型する場合、既存の型のカーボンを足型に合わせて行く形をとります。
しかし、カスタムブーツは自分の足型にカーボンを張っていく「0からの作業」になります。
カスタムの利点と欠点
朝と夕方では足の大きさが若干異なりますし、足の形は、足の角度によっても異なるものです。足首を深く曲げたときと、曲げない時ではくるぶしの位置などが変化します。
その他、体重のかけ方によって出来上がりが異なります。
トップ選手は、同じブーツを何足も角度を変えて作る場合がある程です。逆に言うと、それだけ細かな調整ができるわけですね。
完全な足の形ではなく、わざと細く加工したり、逆にスペースを開けたり、それぞれのこだわりがあるからです。
その他、カスタムの場合は、ピッチを調整したり、マウントの場所を好きな場所に調整したり、ハイカットやロウカットなど、好みのブーツを作ることができます。
通常のブーツの利点と欠点
成型技術が長けたブランドでは、かなり足の形に近いブーツを作ることができるが、あくまでも近い形にすぎません。
低価格ですぐに手に入るが、ピッチ調整などはできません。
通常のブーツを基本としながら、ピッチ調整などをおこなうセミカスタムもあります。
Schankelのように、アジア人の足をデータベース化し、大体の足型に合う形に近づける事はできますが、それが何の加工も無しに、パーフェクトなフィットは不可能です。
カスタムが必要ない時代
足を入れて、特別な加工もしないで、アジア人でも欧米人でも誰でもフィットする靴と断言できるレベルの靴とは?
映画、ターミネーター2に出てきた敵のように、形が自由に変化する素材。
漫画、ドラゴンボールに出てきたベジータが着ている戦闘服のように、体格に問わずフィットし、星を壊す程の戦闘丈夫で、なおかつ動きを妨げない素材。
そんな素材ができたら、カスタムが不要になるかもしれませんね。
カスタムブーツにはカスタムブーツの良さ、通常のブーツには通常のブーツの良さがあります。
ブーツには色々な個性があり、各ブランド、モデルによって良いところと悪いところが存在します。それぞれは違った個性がある物と考えて良いでしょう。
まるで万能のような誇大な広告もありますが、カスタムブーツと通常ブーツでは、できる事とできない事があるのが、わかっていただけたかと思います。
ただ、15年インラインブーツを履いてきて、ここ数年は毎年革新的なブーツが低価格で登場しています。
みなさんも、自分にあったブーツを見つけられるといいですね。
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